FX市場 日報ニュース2024.1.19

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通貨ペアトレンドレジスタンスサポートストップロス
USD/JPY148.10147.40148.65
EUR/USD1.09201.08501.0795
GBP/USD1.27651.26901.2630
USD/CHF0.86800.86150.8730
AUD/USD0.66350.65700.6520
USD/CAD1.34851.34101.3545
USD/CNY7.21507.13007.2290
目次

USD/JPY

アメリカの小売り販売データが強固で、市場はアメリカ連邦準備制度(FED)が急いで利下げしないとの期待を強めています。シカゴ商業取引所(CME)のFedWatchツールによれば、トレーダーは3月にFEDが初めて利下げを開始する可能性が53.8%に低下したと見ており、木曜日にはこれがドルをサポートし続けました。さらに、日本の内閣府のデータによれば、11月の中核機械受注は前月比で4.9%、前年同月比で5.0%減少し、予想を大幅に下回りました。中核機械受注は将来の6〜9か月の資本支出の先行指標と見なされ、経済の先行きの不確実性を浮き彫りにしています。さらに、ロイターの調査によれば、日本の中央銀行(BOJ)が最近鳩派の発言をしていることから、BOJが来週の金融政策会議でマイナス金利政策を終了する可能性が破綻するかもしれません。しかし、日本の11月の工業生産は前月比で0.9%減少し、修正値は初期値と一致しています。前BOJ理事の前田栄治によれば、BOJが2026財政年までインフレ率が2%前後を維持すると予測するならば、4月にマイナス金利政策を終了する可能性があり、一時的な円のサポートを提供するかもしれません。また、東京市場の前後での日本の輸出業者の売りが、ドル/円を147.64の安値に押し下げました。

その後、アメリカ労働省が先週の初期失業保険請求件数が18.7万人に減少したと発表し、2022年9月以来の新しい低水準を記録しました。これは雇用市場が依然として強固であることを強調し、また12月の建設許可は1.9%増加し、年率149.5万戸に達しました。一方、住宅着工は4.3%減少し、年率146万戸となりましたが、予想を上回りました。これらのデータはFEDが急いで利下げしないという視点を強化し、ドル/円を148.30の高値まで押し上げました。本日のドル/円の予測は、サポートが147.20-40、レジスタンスが148.10-30にあると考えられています。

EUR/USD

オーストラリア統計局が昨日、12月の雇用者数が前月比で6.51万人減少し、失業率が2022年5月以来の最高3.9%に維持されたことを発表しました。雇用参加率も67.3%から急激に66.8%に低下し、労働市場が冷え込んでいることを示唆しています。これがオーストラリア中央銀行(RBA)が政策を引き締める理由になり、市場はアメリカの利下げへの賭けを削減し、豪ドルやNZドルなどのリスク通貨を抑制しました。一方で、ユーロ/ドルは1.0906の高値で制約されています。ロイターの調査によれば、欧州中央銀行(ECB)は今年第2四半期に利下げする可能性が高まっており、これは主要な所得の減少に起因しています。季節調整後のユーロ圏の11月の経常収支は246億ユーロに減少し、ユーロ/ドルを1.0845の安値に押し下げました。ただし、欧州の労働者の賃金上昇が金融市場にとってECBが4月から利下げを始めるリスクを構成しており、ECBが12月の政策会議の議事録を発表すると、意思決定者たちはインフレが目標水準に戻るという自信を示しているものの、多くのリスクを見ており、したがって依然として慎重な政策を取り、高金利を維持する必要があるとされています。本日のユーロ/ドルの予測は、サポートが1.0830-50、レジスタンスが1.0920-40にあると見られています。

GBP/USD

アメリカの国債利回りの上昇が市場のリスク選好を弱めましたが、木曜日には英国王立特許測量師協会(RICS)が発表した12月の調査によれば、英国の住宅価格差は-30に上昇し、新規購入者の問い合わせ状況を測定する差は-3で、2022年4月以来の最高値を記録しました。これは不振な不動産市場が若干緩和されていることを示し、英ポンド/ドルは1.2645の安値を堅持しています。英国の12月のインフレ率が予想外に上昇したことから、市場は急速に英国利上げの期待を調整し、金利先物の動きは英国中央銀行(BOE)が5月9日の会議で緩和的な金融政策を採る可能性が50%未満になったと示唆しています。これが英ポンド/ドルを1.2703の高値に押し上げました。本日の英ポンド/ドルの予測は、サポートが1.2670-90、レジスタンスが1.2760-80にあると考えられています。

         
発表日時刻重要度国/地域指標前回 (修正値)予想結果備考
01/19(金)01:00★★原油在庫(前週比)133.8万バレル-249.2万バレル 
01/19(金)01:00★★ガソリン在庫(前週比)802.8万バレル308.3万バレル 
01/19(金)01:00★★留出油在庫(前週比)652.8万バレル237.0万バレル 
01/19(金)08:30★★全国消費者物価指数(CPI)(前年比)2.8%2.7%2.6% 
01/19(金)08:30★★全国消費者物価指数(CPI)(生鮮食料品除くコア)(前年比)2.5%2.3%2.3% 
01/19(金)13:30第3次産業活動指数(前月比)-0.8% (-0.2%)0.2%-0.7% 
01/19(金)16:00生産者物価指数(PPI)(前年比)-7.9%-8.0%-8.6% 
01/19(金)16:00生産者物価指数(PPI)(前月比)-0.5%0.3%-1.2% 
01/19(金)16:00★★小売売上高(前年比)0.1% (0.2%)1.0%-2.4% 
01/19(金)16:00★★小売売上高(前月比)1.3% (1.4%)-0.4%-3.2% 
01/19(金)16:30生産者輸入価格(前月比)-0.9%-0.6% 
01/19(金)22:30★★小売売上高(前月比)0.7% (0.5%)0.1%-0.2% 
01/19(金)22:30★★小売売上高(自動車除く)(前月比)0.6% (0.4%)0.2%-0.5% 

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